カキ君 成長日記

おそらく発達性読み書き障害があると思われる子供の日々の勉強を綴った成長日記です。

塾の体験

今日は学校に迎えに行った時かなり嫌なことがあったみたいで、すごく本人は暗い顔をして何も話してくれませんでした。


今日は中学受験のための塾の体験に行く予定だったため、本人は学校で嫌なことがあったので行きたくないと言っていましたが、予約していたこともあり、電車で4駅の塾に行きました。


そこは発達障害やグレーゾーンの子達の中学受験対策をしてくれる塾です。


初めに一年生の国語と算数のテストをしました。


流石にほとんどできていたのですが、やはり暗い顔をずっとしていました。


子供がテストを行っている間に職員の人と話をしたのですが、中学受験や塾に行きたいというのは子供本人がやりたいというまでは待ってあげてくださいと言われました。


泣きながら学校に行く時もあると話したところ、大人は逃げ道がいっぱいあるが、子供は逃げ場所がないので可哀想だから、お母さんが逃げ場所を作ってあげてください。


この塾に来ている子達も不登校を経験していて、親御さんも色々大変な時期を乗り越えてきて、子供本人が自分からここに来たいと言って来ている。


学校に行くか行かないかの選択肢も子供にあげて欲しい。


もし不登校になっても、起床時間はいつも通りにして、3食しっかり食べ、運動、一緒に買い物や映画を観たりして親子の時間を持って欲しい。


毎日ゲームやユーチューブしか見ないと思うけど、それを毎日やっていたら半年もすれば飽きるので、そのタイミングで何かにチャレンジしてみないかと誘ってみて欲しい。

その時期が来るまで親はしんどいとは思いますが、辛抱強く待ってくださいと言われました。


塾からの帰りに明日から学校は行きたくなければ行かなくても良いよと話したら、本当?嬉しい、心が軽くなったと言って表情が明るくなりました。


毎日何かしら無理矢理学校でやらされて、何回か泣いていたみたいです。


誰も自分の気持ちなんてわかってくれないし、自分の居場所がないと思っていたと話してくれました。


私の時代は学校に行くことは当たり前のことで学校に行かないなんて絶対ありえないことでした。ただの甘えだと言われていました。


私も子供の頃は何でこんな勉強しなきゃいけないんだ、もっと自分の興味のある勉強だけをしたい。

しかし、それをするにはその専門の大学に行かないといけないので、しぶしぶ学校に行ったことを思い出します。

 

今は親として見守るしかできないと思います。


勉強はお母さんの勉強は毎日するように約束はしました。


読み書き障害がなければ、こんなにも自己肯定感が落ちることはなかったかもしれません。

そんな子に産んでしまって申し訳ない気持ちです。

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